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実験室の風景

実験を行う上でのテクニックや我が研究室の流儀などを公開し、それが訪れた方の参考になれば幸いです

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2024/11/21 (Thu)

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chem draw

2011/07/10 (Sun)

nanopusyan.png  構造式を書くのに手書きということは現代ではないと思います

私のボスは御年50歳で、30年くらい?前までは全部手書きだったそうで

一つ間違えると全てやり直しというそりゃあ過酷なものであったようです

抽出操作

2011/07/03 (Sun)

モノを反応系から取り出す場合

いらないものが水溶性のときは抽出を行います

たとえばアミドをWSClを用いて合成した場合です


抽出操作2

フィッシャーエステル化反応

2011/06/25 (Sat)

フリーの状態だと反応中に余計なことをする官能基は多いです

そういった官能基の反応性に蓋をする

もしくは反応しないように保護する

という目的で導入する官能基を保護基といいます


精製法:結晶化

2011/06/22 (Wed)

有機化学的な手法を用いて化合物を合成すると

必ずといっていいほど余計なもの=副生成物も一緒にできて

過剰に使用した試薬や、減圧留去しにくいorできない溶媒(DMF、DMSO、水、etc...)がフラスコの中に残ります

TLCの展開溶媒

2011/06/19 (Sun)

TLCとは薄層クロマトグラフィのことです

小学生でもコーヒーろ紙に油性マジックでスポットして水で展開ってのをやるかもしれません

有機合成では原料と何か違うものが出来ているかという反応中のモニタリングはもちろん

NMRで構造決定した化合物のRfを決定してNMRを一回で済ますのに重宝します

一年で一体何枚のTLCを上げているのやら

今回は極性の強い官能基を持った化合物のTLCを綺麗に上げるための工夫です


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